Aquaroは、水道管に取り付けるだけで、水の使用量の測定や水漏れ検知などができるモニタリングデバイスだ。見えない箇所のパイプ破損による水漏れの発見や、日々の水道使用量を可視化できる。

直径20～35mmの金属製／樹脂製水道管に、クランプとねじを使い簡単に取り付けできる。超音波技術でパイプの中の水の流れを測定し、アルゴリズムによる分析で設備の故障や水漏れ、蛇口の閉め忘れ、水圧の低下、パイプの凍結を検知する。もし問題が見つかれば、アプリからEメール、プッシュ通知、テキストメッセージで知らせてくれる。

付属の単四形乾電池2本で3年以上の動作ができるほか、USB Type-Cポートからの給電も可能。デバイスからの信号をブーストする機能や、アルゴリズムと取得データ保存用ローカルストレージを内蔵したハブも提供する。クラウドへの接続が不要なため、安全な運用ができる。他にも、ハブ用アダプターと充電ケーブル、デバイス取り付け用六角レンチ、インストラクションが付属する。

Aquaroの予定小売価格は229ユーロ（約3万8000円）のところ、今なら数量限定早割価格147ユーロ（約2万5000円）で入手できる。出荷は2024年8月の予定で、日本への送料は35ユーロ（約5900円）だ。2024年5月5日までクラウドファンディングを実施しており、4月26日時点で3万ユーロ（約502万円）の目標額を大きく上回る約13万7000ユーロ（約2292万円）を集めている。