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ORPHEが三菱マテリアルとの共同開発でインソール型センサーを開発

「労災予防システム」管理者画面

ORPHEと三菱マテリアルは2024年4月26日、スマートフットウェアのセンシング技術を用いて工場の動態管理が可能な「労災予防システム」の共同開発に合意したことを発表した。

インソール型センサー(労災予防インソール) インソール型センサー(労災予防インソール)

同システムは工場などの作業現場における転倒事故や転倒放置、腰痛災害の発生を予防することで「ゼロ災達成」を支援するサービスだ。

労働者の靴に、転倒検知センサーを内蔵したインソール型センサー「労災予防インソール」を導入。工場内にはセンサー信号を受信する受信機を設置し、転倒災害が検知された場合はWEBシステムから工場管理者へスマホアプリなどを通じて通知する。また、工場内の受信機からもアラートが発信され、転倒者に近い労働者に通知される。さらに、工場内での転倒災害やつまずき、滑りなどのヒヤリ、腰痛ヒヤリの情報を収集してマップ化する「労災予防マップ」をシステム画面やスマホアプリに表示することも可能だ。

三菱マテリアルが蓄積している工事現場等での安全や労働災害対策に対する知見と、ORPHEの有する歩容解析技術を活用した転倒検知アルゴリズムを融合させて、工場等での労働災害の予防に繋げるとしている。

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